センテッドゼラニウムの挿し芽の回からほぼ1か月が経ちました。
始めて3週間ほどしたころに一度何本か抜いてみましたけど残念な結果になってしまったので、それからはそんなに水分を与えませんでした。
どちらかというと乾燥気味にしたくらいです。

日向土(ボラ土)の細粒ではどうなった?
これはただのちょっと大きめの砂粒みたいなもので、水分を含むことは他の3種類に比べてできませんが細粒なので水分をある程度キープできていたかもしれません。


さっそく古そうなものから抜いてみます。
太くて色も緑色してないような古木のようなものから確認してみました。
案の定、何の抵抗もなく抜けました。想定内です。
太いものから順に抜いていきました。3本ともダメでしたが4本目にしてようやく抵抗が!


ボーボーに出ているわけではないですけどしっかり4本もこの土で出ていれば上出来です。
その後は1本だけ出ているものやかなり出ているものなど、9本中6本で発根が確認できました。
一番期待してなかった土でこれなので今後の土にさらに期待が持てます。


つづいて赤玉土だけではどうなった?
トップの写真の右下の赤玉土だけに挿し芽したのはどうなってるでしょうか?

先ほどと同じように古木から抜いていきました。予想とはちょっと違う結果になりました。


鹿沼土細粒はどうでしょうか?
次は右上の鹿沼土細粒。
水分を含むとはっきりと色が変わるので水分調整がしやすいです。



最後のバーミキュライト入り赤玉土はどうか?


5割を超えれば十分じゃないでしょうか。

さっそく植え付ける

土は最近よく使っている夏野菜で使った土を天日干ししたものに水分多めの安い土を混ぜたものを今回も使います。


中程度の発根したものは違う土を使ってみました。

バーク堆肥をメインにブレンドと書いてある600円程度の土です。
販売元はナフコですが製造元は大手のプロトリーフさんなので信用して使ってみます。


大発根したものは特別に別鉢です
2本大発根したものはそれぞれ1本に1鉢ずつ、土も変えて植えます。
一つは新しいバークメインの土に挿し芽に使ったバーミキュライト入りの赤玉土を混ぜたものを使用します。



水をたっぷりかけるとバーク堆肥特有の空気の層が無くなったためか、土の高さが少し下がったようです。
それを考慮してもう少し土を多めにしてもよかったかもしれないです。
もう一つの大発根はお気に入りのハイポネックスの土に先ほどのバーミキュライト入りの赤玉土を混ぜました。



まとめ
本来なら早い時期に挿し芽を準備してた方がもっとよく発根していたのかもしれないです。
カーメン君の言っていた通り、水分が有りすぎると腐るというのも発根が遅れた一因かもしれません。
途中抜いて発根を確認したけどダメだったものを挿したのが別鉢であるので1週間後くらい後にもう一度確認してみようと思います。
今回はっきりわかったのは古い茎は100%ダメだったということです。
また小さくてもとにかく発根したものは17本ありそのうち13本が天挿しだったことも結構重要かもしれません。
天挿しは通常の挿し芽には茎がやわすぎて適してないといわれているのですが先端よりも少し下の部分より発根率がかなり良かったのはゼラニウムの特性かもしれません。
発根率はボラ土細粒が67%、赤玉土29%、鹿沼土細粒44%、バーミキュライト入り赤玉土56%と数字だけ見るとボラ土細粒がいい。
しかし発根の状態をみるとバーミキュライト入り赤玉土の方が良いような気がします。
植物には個体差もありますから一概にはこれがいいとは言えませんが挿し芽をする際の何かの参考になればと思います。
これから寒さも増してくるので残念ながら挿し芽の時期も終わりかなと思いますが来年挿し芽をする際には色んな配合で試してみますのでお楽しみに!
その後の経過報告もしますのでまた覗いてみてください。
ザッキーでした!