前回の挿し芽をしてから3週間以上経ちましたが発根はしているでしょうか。
予定では1か月待つつもりでしたが寒くなってきたのもあり1週間ほど早めになりました。
この1週間が吉と出るか発根確認してみましょう。
バーミキュライト入り赤玉土を確認
まずは赤玉土にバーミキュライトと混ぜたものの写真では左下の分を開けていきます。
バーミキュライトの性質の良いとこは保水性、断熱性、無菌、保肥性などあるので土壌改良材として使われるほど優秀なのですが私が特に注目してるのが断熱性。挿し芽のような弱いものには温度変化から守ってあげたほうがいいと思うので使ってます。
写真には撮れてないですが挿し芽を土から出す時に勢い良く出たのでどれから取れたものかわからない根っこが1センチくらいありました。せっかく大きく育っていたのにもったいないので取り出す時は慎重にしましょう。
バーミキュライト入り赤玉土はトータルで6本中5本と83%の発根率です。
正直バロータの発根は難しいかと思ってたのでかなりうれしい誤算です。
続いて挿し芽用の土を開けてみましょう。
挿し芽用土を確認
トップにある左上のポットから開けます。
葉っぱもかなり大きくなっているみたいだし、小さな芽もちらほらあるのでかなり期待できます。
先ほどの赤玉土のような根ではなく2,3ミリの根が数本出てるくらいで、葉っぱの量に比例してません。
一つ気になったことがポットから土を出した際に土がほんの少しだけ温かいような気がしました。
日光が当たったからなのか定かではありませんが、なんか蒸れたような感じになってたようにも思えます。これが発根に影響を及ぼしたのかもしれません。
右上のポットを開けてみます。
4本挿してあります。
これも新芽が出てるものもありますが先ほどの例もあるので過度の期待は禁物です。
4本中2本が発根なのでよしとしましょう。
ということで挿し芽用の土の発根は7本中4本で57%の発根率です。
土に植え替える
今回使用する土はハイポネックスの土を4割、バーク堆肥メインの培養土を3割、赤玉土を3割ぐらいの土にします。
赤玉土は挿し芽の時に使った土を再利用します。もったいないですからね。
センターに赤玉土で長い根ができたもの置いて周りに根が生えたものを置いていきます。
これから春までこの鉢で冬を乗り越えるに十分な大きさだと思います。
まとめと今後の課題
今回の発根率はバーミキュライト入り赤玉土は83%、挿し芽用の土は57%となった。
根の張り具合としては赤玉土の方は下に延びていくようで、挿し芽用の土では横に拡がるような張り方のようです。
挿し芽用の土の根は長さこそないものの短くがっしりしているように見えたのでもう少し長めに挿し芽をしていたら大きな根になっていたかもしれません。
葉の大きさ、枚数が水分の蒸散に影響するのでその比率を変化させることで根の出し方が変わるかどうかを今後検証する必要がありそうです。
また挿し芽をする深さも根の出方に影響するかも気になるところです。
植物を育てる時に蒸らさないように注意とよくいわれるので、通気性のいい赤玉土の方が根の成長がよかったのではないでしょうか。
小さい根を含めると13本中9本発根なので7割近く成功しているので今後の挿し芽発根に自信がつきました。
バロータに関しては春まで特に報告することはなくなるかもしれませんが、何かあれば途中経過報告したいと思いますのでまた覗いてみてください。
ザッキーでした!