最初見た時、作り物かと疑ってしまうくらい葉っぱが硬質プラスチック感があり、説明のタグには耐寒・耐暑・耐陰とあったので、昨年の秋に買いました。
一年近く同じ鉢で育ててたというか、実のところほとんど放置状態。もちろん水はあげてましたけど。

左の白い鉢、15㎝ぐらいのものに1年も押し込んでいたのでさぞかし窮屈だったと思います。
そこで徒長ぎみの感がありますが2周りほど大きい鉢に格上げです。

いつものように鉢底石を敷いた後に、培養土に2割ほど赤玉土を混ぜたものを使っています。
上の写真を見るとわかるように葉っぱが付いてなくて茎がむき出しになってるところがありますよね。
あまり健康的じゃない状態です。
その証拠に土を鉢に入れるために茎を持ち上げただけでぼろぼろ茎が根元から取れるのはあまりよろしくないです。
鉢から垂らすような感じにしようかと思っていたのですがここは思い切って短くして根元から新芽が出てくるのを期待することにします。



挿し芽をするときはだいたいこのスリット鉢が多いですね。それもこの四角い方のがいいです。
丸いものもあるのですが四角の方並べた時に隙間なく並べられるので整理しやすいんですよね。
全くの余談ですが、このスリット鉢の四角がここ最近どこのホームセンターでも見かけません。以前はどこにでも置いていたのですが。なぜが丸いスリット鉢はどこでも置いてあるので四角は生産を止めたんですかね。

長さ7,8センチぐらいにカットして、下3センチぐらいは葉っぱをとり、その分を土に埋めるようにします。
この後、石灰を含んだ水を十分かけました。しっかりした茎、葉になるんじゃないかと思います。
それと気休めかもしれないけど木酢液をかなり薄めたものもかけるようにしてます。
くれぐれも液肥と呼ばれるものは植え替え直後はかけないように。それによって根が出てきにくくなるらしいのです。
今回のこのセダムマキノイの回は枯れたものの植え替えで、色味のあまりなかったので全体的に地味になってしまったのですが、あまり取り上げているサイトもないようなので何かの参考になればうれしいです。
これもまた後日、成長具合を報告します。ではまたのお越しをお待ちしております。