植物

店での赤玉土の選び方

初めて植物を植えようとしている園芸初心者の方が最初にクリアしなければならないのが土をどれにするのかだと思います。

まず、園芸用培養土というのを選べばまず間違いはないのですが、ホームセンターなどの店頭には様々な価格帯のものがありどれを選べば?と財布の中身とも相談しながら右往左往するはず。

1袋千円近くするはやっぱりちょっと手が出にくくないでしょうか?

1袋80円!とか激安なものをみたら「初めてだから最初は安いものでいいや」と妥協してしまう気持ちもわかります。

私も最初はそうでした。いい土がどういうのか知らないから。

でも安い土ってなんかべちゃべちゃって感じで湿気たかんじなんですよね。

いい土ってフカフカしてるというか空気を含んでいる手触りなんです。

また、こうやって文字で表現するのは難しいんですが、香りというか匂いが違う気がします。昔、子供の時カブトムシをとりに行った森の中の土の香りを思い出すというか、あくまで私個人の主観なので万人向けとは思いませんが、土をブレンドしながら「いい匂いだなあ」と感じる時がいい土だと信じています。

安い土で初心者が失敗しちゃうと挫折しがちなんですよね。私がそうでした。

初めて植えた年の出来栄えは散々で、その時は初心者向けのペチュニアを植えたのですが、YouTubeで見る人のとは全然大きさも違うし、何がそんな違うのかと思ったものです。

やっぱり基本は土

園芸の基本は「土」です。

土台が良いものでないと立派な家はできません。

いい土じゃないと綺麗な花は咲かないということです。

1年目で安い土で失敗したから、それだけの理由じゃないかもしれませんが、2年目は4百円くらいのものにしました。「安い土なら4つは買えるじゃん?」と思わないでください。

その分、大きく綺麗になりますから。

でも単にその培養土を使うんじゃなくもうひと手間かけるのがコツなんです。

そのコツというのが赤玉土です!

赤玉土を使う理由とは

植物を成長させるのに必要なのは

水、光、そして酸素。

その酸素を植物が根から取り入れやすくするために赤玉土を少々加えることで土の中に酸素の通り道ができ、いい土になっていきます。

私が使ってる割合は2割程度を培養土に混ぜ込んでいます。私も園芸初心者の部類なのでいつも参考にしているのがYouTubeの「趣味の園芸やっちゃんねる」さん。何十年と経験をつまれてる方なので是非参考にしてみてください。この方が毎回して勧められているのが赤玉を2割混ぜ込む方法です。私もその方法が理にかなってると思ってるのでやってるし、今のところ問題ないです。

ちなみに2割ちょうどじゃないといけないとかじゃないので、そこのとこは極端すぎない方がいいかと思いますし、もともと赤玉土というのは栄養分のない、つまり有機質を含まない無機質な土の塊なのでそれを5割にしたりすると成長に影響がでるかと思います。

左の黒っぽいのが激安土で右が赤玉土の小粒です

激安の土はなんかテカテカして水分かなり含んでるように見えません?

土ってサラサラもあまりよくないけど、手で握ったときにちょっとした塊になるくらいがいいといわれてるんで、この上の写真の二つを混ぜちゃいます。

激安土と赤玉土2割をミックス

これなら最初の真っ黒ギトギト土よりの何とか使えそうな状態になりました。

ハイポネックスという会社の培養土

園芸する人なら一度は目にするハイポネックスという会社の土はやっぱりちょっとだけ高くて、触った感じが若干フカフカしてて空気含んでるなあという感じです。

それと高いだけあって激安土に比べるといろんな素材が含まれています。小さな粒や、白い粒、なんか繊維状のものとか見えますね。

高いのには高いなりの理由があるんです。

店によって赤玉土が違う!?

まず、こちら九州でも最近はよく見かけるようになったコメリさんの赤玉土小粒!

コメリさんのオリジナルブランド Breezy Green。
透明な部分から中のぞき込むとこんな感じ
ひっくり返してみました。

裏面からみると細かく砕けて粉状になったのはこれは比較的少ない方だと思います。

それぞれの粒の大きさがまずまず揃っている方だと思います。

続いてわが九州の雄、ホームセンターのナフコさんの赤玉土!

反射の映り込みが激しくて申し訳ないです。

コメリさんに比べたらちょっとばかり粉状になっているかもしれませんが、大体のホームセンターはこんなものだと思います。

コメリさんのよりちょっと丸みがないかも。
地元の別のホームセンターの赤玉土小粒です
これは粒の大小がバラバラしてるなあ。

今回紹介した赤玉土はコメリさん、ナフコさんのものは一袋約330円ほどでした。

もう一つのものはかなり前に買ってうちに余っていたものなので値段はおぼえてないです。

買うなら…

赤玉土ってもともとは土なので先ほど裏返したときにあったように1,2年で劣化するといわれていますから、やっぱり粉状になるのはしかたないんですよね。

店頭に硬質赤玉土というのが置いてることがありますがこれがまたちょっと値段がお高くなっております。

硬いってことはボロボロなりにくいから劣化しにくいってことらしいんですけど、やっぱり、ねえ……。

福井県の園芸店の店長さんが「これから硬質の土って高くなっていくからあったときは買っておくように!」っていってましたけど、やっぱりお値段が、ねえ……。

で、本題なんですが粒って究極同じ大きさになっていた方がいいと思います。

大きい粒の間に小さい粒が入って隙間を埋めていったら、空気の通り道が塞がっちゃうじゃないですか。

それと形もできるだけ角がないもの。球体というのはまずないんだろうけど、角があればそれだけ粉状になる可能性が高くなるので、できるだけ丸みを帯びたものを選んだ方がいいと思います。

ということは今回紹介したもののうちではコメリさんの赤玉土小粒がベストだと思います。

余談ですが本屋で本を選ぶとき平積みにしてる2冊目か3冊目を選んでしまう性格なのに土に関しては下の方が売れる時まで圧力を受けてるみたいで、一番上を選びます。

まだ初心者の域を出ない人間の狭い知識ですが何かのご参考までに。

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    zakky_koichi
    このサイトの管理人はザッキーです! 雑記ブログを目指していたのだが植物中心のブログになりつつあるので若干焦ってます。 サッカー経験はないですが、観戦歴は30年近くなります! ゲーム、音楽、海外ドラマなどのブログも書いてみたいけど著作権とか難しい問題もあってなかなか踏み出せず迷走中。 50代にして求職活動中で悪戦苦闘の毎日。